ピアニスト・Rakira/ラキラさん
町田駅でストリートライブを行います。夜8時頃まで演奏しています。お近くをお通り際には演奏お楽しみ下さい。
— Rakira/ラキラ (@rakiratominaga) 2017年7月13日
路上のピアニスト、きっと僕が20代の頃から演奏されているんだと思う。
体調に余裕のない頃は、街中の演奏は振り切るように通り過ぎることの方が多かった。
それでも友達が「駅前で演奏してるピアノいいよね」と話題にしたり、ラジオで取り上げられているのを耳にしたり、立ち止まらない理由の方がないはずだった。
昨年夏、落ち着いた体調で過ごしていたのに、ガックリとするような出来事が続いて疲れ切っていた時。いつものように演奏が聞こえてきて、人並みの流れから離れて聴いてみようと思った。
旋律の美しさと、感情を込めて前屈みに鍵盤に向き合う様子、夜のざわめきを伴奏にして街中に溶け込む音。
今この音を感じるのと同じように、僕の感じていることは間違いじゃないだと安心させてくれた。
Twitterでの告知を見ていてもタイミングは合わず、確認を忘れた頃にばったり出会うことが多かった。
他の用事があって立ち止まれない時にも、歩き過ぎながら次第に街中に溶け込んでいく音の変化を感じられるのが嬉しい。
遠くからふと音が止んだことに気付いた時は、きっとお客さんとご挨拶されているんだと思い巡らせていた。
街を見守るように音は続いてる。
5月のその日は、告知を確認して駆けつけた日。
近くではソロピアノを楽しみ、少し離れて雑踏のオーケストラとの共演を味わい、それから演奏の合間にお声をかけて、初めてのCDを選んだ。
11枚目のオリジナルアルバム、美術展のようなというコメントに惹かれて。
毎年一枚、新しいアルバムを制作されて、2017年の最新作は18枚目になるとのこと。
いつもそこにいてくれると思えるのが嬉しい。音楽を、ありがとうございます。
アンジーで過ごす。(相模大野)
昨年10月に初めて訪ねてから、ふと思い出して訪ねているアンジー、相変わらず真っ暗。
遅めの時間にも大学生らしきお客さんが途絶えず、お酒を飲んだり、話し込んだりする人たちが、流れる音楽と映画のポスターと暗がりでひとつに包まれてるいるような錯覚が心地よい。
アイスティーとアップルパイ。ケーキにアイスがドンっと乗るのが定番かな?
ひとりでも、考え事したり調べ物するのにはちょうどいい。もちろん読書には向かない。
ケーキだけでは物足りなくて、店内のポテチをひとつ。(カップラーメンも買える)
飾りのように置かれてるオルガンは今は音は出ないのかな?かつては音が出ていたのかな?
いつも店内左側の席を選びがちだけれど、右側にはブラウン管のテレビも置いてあったり、席が小さめに区切られていたりとあちらはあちらで面白そう。暗くてよく分からないけれど。
ポスターは今も増え続けているのかな?ちょうど僕がよく映画を観ていた頃の作品が多くて、嬉しくなる。
気が向いたらまた行こう、ポトっと穴倉に落ちるような気分でまた行こう。
フレッシュネスバーガー (町田ターミナルロード商店街)
町田のターミナルロード商店街。
駅近のジョルナの斜向かいのラーメンの水岡から鳥良に抜けるあの通りは、昔からの煙草屋さんやその2階のカフェグレもあり、仲見世の小籠包や大判焼き、珈琲舎ロッセもありいろんな魅力に溢れてる。 (熱血食堂すわのラーメンは辛い系が特に好き)
個性的なお店が多い反動でチェーン系のフレッシュネスバーガーに入る機会はずっとなかったけれど、通りに面した席や、小さな手作りドーナツありますのポスターが目に止まるようになり、ある日ふらっと入ってみた。
普段からハンバーガーは食べないので、ポテトとアイスティーのみ。
こじんまりとしているけれど、店内の演出には、細々とした気配りが感じられる。ターミナルロード商店街自体が緑や花の並ぶ通りで、その雰囲気に調和するように店内にも花が飾られているのが印象的。
窓ガラス越しに通りずぎる人たちの様子を眺められる席に座る。外の席も気になったけれど、店内の奥の席も隠れ家的な気分が味わえそう。
待ち合わせにコーヒー飲みながら過ごして、パッと席を立つのにもちょうどいいのかもしれない。
BGMのニューオリンズジャズも心地よい。そうだ、今度来る時はあのドーナツも頼もう。