Jazz meets Blues

手紙のように書きとめる、音楽やライブの記憶、地元のお店の思い出。

古谷淳/小松雄大 Live (町田ノイズ) 5月16日(アーカイブ記事2015年5月16日)

町田ノイズ、ジャズLive
5/16 土曜日 18:00〜20:00
古谷淳 (p) 小松雄大 (ts)
(※投げ銭制)

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3月以来のノイズLive。
今日はかぼちゃチーズケーキとアイスティー。
かぼちゃの香りが豊かでホクホク、チーズっぽさは濃くないです。
(よりチーズらしさを求める方はレアがオススメ)

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ノイズLIVEではカウンター側を正面にするミュージシャンが多いようなんですが、
小松雄大さんはいつもソファ側客席に向き合って吹きます。
反対に古谷淳さんを背中から見ているので、寡黙なピアニストなイメージが残りやすいけど、MCでは落ち着いた声で話されます。

スタンダードの曲としての魅力を生かしつつ、DUOとしての特性か、即興としての強度も強い。

ピアノは美しい、華やかとか煌びやかとかではなく、日に照らされた透き通る肌のような存在感のある美しさ。
サックスは筋肉質な柔軟さと力強さ。

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前半は曲の良さを引き立てるような表現で、
古谷さんのピアノはクラシック好きな方にも好まれるジャズという印象を受けたけど、
後半以降はまさにその方向に進みつつも、メロディに流されることのない、具体的な、まるで声を辿って行くような心地良さ。
キースジャレットの曲がこんなに合うとは!

サックスのIn a Sentimental MoodとBlossomの切々と咽び泣く演奏は、整いながらも根底にブルースが流れている。
ソロの一音目から掴まれ拍手のための手さえ動かせないことも。

後半からアンコールにかけて両者、音の粒が目に見えるかのような演奏。

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《演奏曲目》
【1部】
1. Up Jumped Spring (Freddie Hubbard)
2. Off Minor (Thelonious Monk)
3. The Shadow of Your Smile (映画「いそしぎ」のテーマ)
4. In a Sentimental Mood (Duke Ellington)
5. I Mean You (Thelonious Monk)
6. (メモ忘れ)

【2部】
1. Blossom (Keith Jarrett/Album"Belonging"収録)
2. (メモ忘れ)
3. Days of Wine and Roses (映画「酒とバラの日々」のテーマ)
4. We See (Thelonious Monk)
5. HOME (古谷淳オリジナル/2nd Album収録)

【アンコール】
Old Folks (Standard Song)

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