Re-trickライブ(町田ノイズ)1月17日(アーカイブ記事2015年2月7日)
もう先月の話ですが、
1/17は町田ノイズの投げ銭ライブでジャズ初めでした。
前回の出演は9月かな?久しぶりというよりもやっぱり来てくれた〜という嬉しさ。
初めて聴いた時はこんなに爆音で最速で…とビックリした。
昔からのジャズファンも気に入るだろうし、もしかしたらインストバンドやジャムバンドとして聴いてるひともいるんじゃないかと思えたりもします。
ロックファンにもオススメしたいです。
町田ノイズは店内に柱があって、普段はそれもアクセントになってお店の雰囲気を作ってるところがあるんですが、
ライブ時には“少し見ずらい席がある”という印象もあったのが、去年からモニターが設置され、柱越しのカウンターでも様子が分かるようになりました。
大きくはないお店なので臨場感も伝わるはず。
※ちなみに上のコルトレーンのように看板にジャズマンの絵がいくつか見られるんですが、お店の方が描かれたそうです。
Re-trick
菅原敏(Piano)→びんさん
井上亮(Bass)→?(りょうさん?)
渡邊雅之(Drums)→マーシー
アグレッシブJAZZトリオと表現されることが多いようです。ピアノトリオと呼ぶよりも3人共が主役というか…ミンナガツガツイッテル!
この日のライブはびんさんの選ぶ音色が綺麗だな…という印象からスタート。
珍しくバラードのBeautiful Blackも演奏されました。初めてライブを聴いた時からここまで早くて迫力があったらバラードではどんなアプローチをするんだろうと興味があったんですが、この3人の描くバラードを感じられたと思います。
今回は全体的にまとまってるとか落ち着いてるとかとはまた別の意味で綺麗な音が多かった気がします。
いつものようにグイグイもってく演奏だけど、なにか違うとしたらそこだったのかも…と。
しかしそれだけでは終わらない。
と言うのも…
この日はゲストミュージシャンがいました。
どんな風になるんだろうと期待しつつ…いやRe-trickの中に入っていけるものなのか?と不安にもなった。3人でガッツリと成立した世界なんじゃないかと…。
Saxの永井泰子さん。
最初少しエキゾチックなメロディで入っていき、たしかにそれはRe-trickにはないからアプローチとして攻めやすいやり方なのかな?とか考えてたんだけど、その時はまだサックスのお客さんみたいに受け止めてたんだ思う。
ちがうよ… いつの間にか4人ですごいことやってる…‼︎
これはゲストとかTrio plus Oneとかじゃなく、もうRe-trick Quartetだよ。
なんだか誰も近付けない聖域にサックス片手にスッと入り込んで踊り狂う…そんな印象でした。
ラストの3人での演奏から、アンコールでは再び4人で。
永井さんのソロからびんさんのピアニカでのソロ。
もちろんマーシーのドラムソロも炸裂する!
ドラムソロを見守る時のびんさんの表情はいつも優しいです。
2015年のジャズ初めとして最高のライブを楽しめました!
レコーディングが進んでるらしく、しばらくライブ情報はなさそうですが、新譜リリースライブでもきっと来てくれるはず!
Re-trick!