Jazz meets Blues

手紙のように書きとめる、音楽やライブの記憶、地元のお店の思い出。

ふくや珈琲店 (町田)

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今日はふらっとふくや珈琲さんへ。
富澤商店の向かいの、セブンの横の細い道を入る、この道は町田市民には評判のラーメン屋さんやビストロ、美容室、そして何より噂に名高いカフェ中野屋のある通り。
この道を抜けて、一本通りを渡る…車にご注意を。
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すぐに工務店のような素朴な外観のお店が見えてきます。大きなガラス戸の周りにいくつかの看板。
珈琲はもちろんランチやケーキも。
こだわりの洋服や雑貨の販売も。
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ガラガラとガラス戸を開けてお邪魔して、入り口の雑貨を見ていると、カウンターのお客さんとの会話が自然と聞こえてきました。
先日の酉の市のお話かな?
「…タイトルがJazz meets Bluesだからやっぱり音楽の…」
ん?ん?
「それ、僕が書いたやつです!」
「?」
「ブログ、僕が」
「え〜!」
まさかのタイミングで話題になってたようです。なんて偶然。
町田ノイズやライブ出演のミュージシャンに演奏の感想を届けられればと備忘録も兼ねて初めたブログ、こんな風にどこかで伝わってるんだな…と感動です。
以前模様替えのためにハンガーを購入したのも覚えていて下さいました。
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頼んだのは、せっかくなので酉の市ブレンド。
珈琲美味しいなと思えるようになったのはノイズがきっかけだったけど、ふくやさんのも美味しい。器も優しい佇まい。
広い空間に、ひとつひとつ選ばれたように並ぶインテリア、穏やかな話し声…暖かいのはストーブのおかげだけじゃないよね。
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「ふくや珈琲」の名前の他に「Kraken」や「Scarab」「Bunyil」と、珈琲店やセレクトショップなどの業態に合わせて様々な名前があるそうですが、最近は「ふくやさん」の呼び方で親しまれているそうです。
かわいくて呼びやすい。
音楽は抑えた音量で静かに流れています。
古いディキーランド風の演奏や、次に流れたセントトーマスはあの朗らかな曲調と おそらくソニーロリンズではない落ち着いた演奏のため なんだかクリスマスソングのようにも感じられました。
ビルエバンスのFrom Left to Rightのフェンダーローズも聴こえてくる。
どれも木の温もりのような不思議な統一感のある選曲です。

入り口の引き戸のガラガラという音は、金沢のおじいちゃんおばあちゃんの家を思い出させてくれます。
金沢の家は、昔おばあちゃんが八百屋を営んでいたため入り口に広い空間があり、大工のおじいちゃんの道具が置かれていたから、音の響き方も似てるんだと思います。
懐かしい感じ。
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来年の抱負は、ふくやさんの洋服を着こなせるくらいに等身大のオシャレを身に付けることです。
 
↓ 町田ノイズの ふくや珈琲店 訪問記

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