Re-trick (町田ノイズ35周年記念ライブ) 2015年11月15日
ノイズにとっても、Re-trickファンにとっても待望のライブ。
※ Re-trickに関しては「ヤベー‼︎‼︎‼︎」以上に言葉が見つからないので、文章少なめ写真多めにまとめます。
【Re-trick】
菅原敏 (Piano) 渡辺雅之 (Drums) 井上亮 (Bass)
予約のみで満席。立ち見もあり。
入り口で、案内を待っていた時に、中を伺いふと戻っていった方がいたのですが、なんだか見覚えが…
ノイズのマニア向けな柱裏席に次ぐマニア席、カウンター裏席です。
早めに着いたんですが、さすがに「ついにこの日が」とばかりの熱気はすでに立ち込めています。
カボチャのチーズケーキとアイスティー。
ライブに集中したくて、ご飯ものは今日は我慢。
りょうさんのラフなMCからスタート。
「みんなが来た!」「あの3人が来てくれた!」と思える。
お酒に合う曲を…と「Beatiful Black」
静けさがうねるようなあの感覚、深夜の街灯の灯りの連なるその下を走り抜けていくような。
静かな演奏が際立つのは、他の演奏がいつも通り暴れまくる疾走感に満ちているからだろう。
入り口で見かけたあの方は、やはりやはりの永井泰子さんでした!
以前のライブでのゲスト出演以来もう一度聴きたくて気になっていました。永井さん、楽しそうに登場。
時にエキゾチックなニュアンスも含む、爆裂の骨太ブロウ!
Re-trickの鉄壁の3人に完璧にサックスが絡む!
8:30の壁画前から見ると、全体の盛り上がりもはっきりと感じられて、ノイズもRe-trickも愛されてるなぁ…としみじみ。
1stのラストはノイズの酔いどれツイートに捧げられた「Liberty In Noise」。
この曲はノイズにあげます!と録音/撮影許可が。
ぜひ爆音で再生して下さい!
2ndはふいにスタート。
奥で立ち見するよりと移動して入り口で立ち見。
永井泰子さんのサックスが入ると別の表現になるかのように、Re-trickがさらにノりまくる。
真近で観ていると本当に夢中になってしまう。
2nd後半はトリオに戻り…。
3人の熱量が伝わる。
近くで見ていて気付いたこと、
演奏中一番動くのは実は敏さんかも
アンコールは「Spain」。
Youtubeでは亮さんのベースソロを聴くことができるあの「Spain」。チックコリアの名曲。
敏さんのお父様がいらしてたのですが、これだけの熱い空間を作るピアニストとしての姿、バンド仲間とノイズとファンに愛される姿を伝えられるなんて素敵ですよね。
永井さんが時折見せる、吹いてない時の表情がリラックスした笑顔で、すごく魅力的です。
この表情からあのブロウにつながるのか…と改めて驚き。
Swing‼︎ Swang‼︎ Swingin'‼︎
ライブが終わり少しずつひとのいなくなる店内、ここにあの音が満ちてたんだよな…と思う。
会場販売の新譜。
サインしてもらえました。
3人の音が際立って聴こえます。
永井泰子さんも2曲で参加。