Jazz meets Blues

手紙のように書きとめる、音楽やライブの記憶、地元のお店の思い出。

Noise Note 22, 91, 98, 100

◇ノイズノートには、恋心も綴られています。
 
◆Noise Note No.100 - 1996年7月16日(火) 
「でも、ずっと一緒にいたいです」
20年前のある晴れた日に、秘密の時間を町田ノイズで過ごした2人がいました。
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◆Noise Note No.91 - 1995年9月26日(火)
熱い想い、苦しいほどの恋心が伝わります。
もしこの隣のページと同じ方ならちょっと難しい恋になりそうです。
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◆Noise Note No.98 - 1996年5月18日
寂しい気持ち。
愛されたい…と夢想するよりも、愛すること。
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◇音楽の話もいくつか。 
 
◆Noise Note No.22 - 1984年12月22日
11月23日発売のロバートワイアットの新譜を探しているお客さんの書き込み。
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「スミヤ」は1975年10月に東京の第1号店舗を町田に出店していたレンタル店。販売も行っていたようですね。TSUTAYAに吸収されたとのことで、以前ジョルナの地下にあったのはスミヤの名残なのかもしれません。
80年代のワイアットのアルバムは「The Animals Film (Soundtrack)【1982】」と「Old Rottenhat【1985】」。それ以外に1984年に発売されたのは「1982-1984」という編集版。もしかしたらこのアルバムを探していたのかもしれません。1曲目はモンクの「Round Midnight」、町田ノイズの常連さんらしい好みが伺えます。
日本盤LPの帯には「天にも届きそうなロバートの澄んだ歌声が、世界各地にふりそそがれる さあ、ぼくらの魂の戦いをはじめよう」との言葉が。
 
「Loo」とは小説なのかマンガなのか…。
町田駅前の有隣堂は時代の中で度々移転しながら、町田市民に親しまれています。
「もうJORNAはお終いだ!」との嘆きもありますが、32年後の今日も10代20代のお客さんでにぎわっています。
 
◆Noise Note No.22 - 84年12月25日(火)
「貸しレコード屋」という言葉!CDではなくLP盤をレンタルするサービスがかつてはありました。これがスミヤなのか、町田に他にもレンタル店があったのかは分かりません。
思い返せばCDを販売するお店も少なくなりました、タハラもレコファンHMVも。90年代か2000年代前半までは大手以外にも小さな中古CD販売店が数店舗あったのを覚えています。
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 懐かしいMusic Tomatoの名前が!

ミュージックトマト - Wikipedia

ゴーストバスターズの日本公開は84年12月2日、グレムリンは12月8日。このエンタメ映画の名作が最新作として劇場に現れたばかりです。もしかしたら「まちえい」のグリーンとローズで上映されていたのかもしれません。
 
◇その他にも
 
◆Noise Note No.91  -2015年9月26日火
混沌としていて何かのデザインに使えそうです。
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◆Noise Note No.22 - 1984年12月20日
いつの時代も考えないことに晒された苦痛の言葉はこんな風に刻まれる…
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鎌倉のミルクホールにもメッセージノートが今も残るとのTweetがありました。

 
ふと、ノイズの奥に色っぽいお姉さんがいることに気付きました。
レディガガやテイラースウィフトのLPか写真集かな?と思ったら、なんとフレディハバードの「Skagly」!1979年発売とのことですが、今にも伝わるカッコよさですよね。

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実はこの日ノイズを訪ねたのは、ノイズノートを読むためだけではなく、作成したばかりのRe-trickのフライヤーを届けるためでもありました。
今回使用した写真は僕が撮影したものではなく、この日初めてのジャズライブ体験となった町田ノイズファンの方から使用許可を頂いたものです。