Jazz meets Blues

手紙のように書きとめる、音楽やライブの記憶、地元のお店の思い出。

ジャズと喫茶 はやし/たこ焼き 大阪屋 (下北沢)

2月26日、日曜日。都心まで出た流れで下北沢で下車。
気になっていたお店を訪ねてみました。
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この日の前日、町田ノイズでは世田谷トリオのライブを堪能したばかり。
あの3人がトリオを組んだのは、この下北沢アポロでのセッションホストとして出会ったのがきっかけでした。
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今日の目的地は地下のアポロではなく、3階の「ジャズと喫茶 はやし」。
はやしの文字と猫のイラストが表札のようにドアに下がっていました。
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大きくはないけれど、落ち着いた綺麗な店内。
ジャズオヤジの集まる昭和の…という感じではなく、内装や植木鉢の並び方にも繊細さが感じられます。
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この日、時間帯によるのか混んでいて窓際の席へ。
白くて細長いのがメニューです。テーブルに置いてあるものとは別に、店員さんがお水と共に持ってきて下さいます。
お酒のお供にもよさそうなおつまみ的なものから、いわゆる喫茶的なメニューもありました。
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どこでもつい頼んでしまうアイスティー。
ティーポットには温かい紅茶が入っていて、グラスに氷が残っているうちに注いでお代わりとして楽しめます。こういうスタイルは多いのかな?僕は初めてでした。
アイスだと香りは目立ちにくくなるものだけど、花のような繊細な香りが楽しめました。
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ついつい長居するうちに客席も少しずつ空いていき、より穏やかな時間へ。
流れていたのは、ソニークラークのトリオ、ダラーブランド、サムシンエルス、アンバートン。
 爆音ではないけれど、ちょうどいい大きな音で名盤を聴くことかできました。
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ショップカード、やっぱりこの猫カワイイな。
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外に出ると日も落ちていました。
店頭の看板のところにフライヤーのようなお店の案内がありました。マサコの元スタッフさんがオープンされたお店とのこと。
僕はマサコを知る機会がなかったけれど、受け継がれた魂のようなものをはやしで感じることができるかな…。また来ます。
 
 
 時間は前後して…
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実は、はやしを訪ねる前に、移転して復活された大阪屋さんのたこ焼きを頂いてきました。
週末は8個入りのみ。普段は16個入りも少しお得な値段で販売されているそうです。
列に並んでいると、中学の頃から来てますと店員さんと話すお子様連れの方や、週末は並ぶから来ないようにしてるけどつい食べたくなっちゃうと話すお兄さんもいらして、本当に愛される人気店なんだと分かります。
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昨年から、中学時代に塾の帰りによく食べたフニャフニャとしてドロっとしたソースのかかるたこ焼きに似たものはないかなと、近くのお店やお祭りの屋台のたこ焼きも食べていたんだけれど…
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このたこ焼きを食べたらそんなことはどうでもいい、これが、大阪屋のたこ焼きがMy Bestでいい、絶品!
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また来たいと思えるお店があると、街の魅力もぐっと増します。
アポロではライブもまだ観たことがないし、邪宗門という喫茶店もあるらしい。この日は本多劇場の横の壁を開けて搬出作業をしているところも見かけました。
また来ます、シモキタ。