Jazz meets Blues

手紙のように書きとめる、音楽やライブの記憶、地元のお店の思い出。

Noise Notes, No.60 - 4時間の彼女

最近、町田ノイズで長年来店メッセージ用のノートとして受け継がれたノートが、店頭で閲覧できるようになった。
どのノートも繊細な文字で書かれている。ペンを持つのが当たり前だった時代の筆跡。
いつとは定かではない「あの頃」とだけ呼べる記憶の中のひと時を、言葉を頼りに共有することができる。
 
「Noise Notes,No.60 - ?年8月15日」
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喧嘩の後の言葉だろうか?Noiseに来ることがふたりにとっての予定調和だったことが伺える。
何を書いていたのか、相手の彼は見ていないのかもしれない。
文末には英詩の引用がある。
隣のページには4時間後、ひとりになってからの言葉が、少しラフな文字で書かれている。
ふたりの関係が変わる中でNoiseだけはそのままであり続けたのかもしれない。