Jazz meets Blues

手紙のように書きとめる、音楽やライブの記憶、地元のお店の思い出。

アンジー(相模大野)

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名前だけは以前から知っていた相模大野のアンジー。所在地も把握していたものの、時間が早すぎた、定休日だった…等々、タイミングを逃していた。
ふと思い立って、夕方過ぎに訪問。
お店の外にも映画のポスターが見える、90年代から00年代の作品が多いような。
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店内は暗い暗いとは聞いていたけど、本当に暗い。ポスターがいたるところに、各テーブルにはパラソル、ほとんどの席がソファ。
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メニューは手書きで、ドリンクの種類か相当多い。お酒とおつまみ、食事も…ただ暗くて目が慣れるまではメニューを読むのも四苦八苦。
それが困るというよりも、独特なコンセプトに感じられて、不思議。
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オーダーはテーブルでではなく、カウンターのスタッフまで伝えに行くスタイル。
この日は若いスタッフさんでした。
ジャスミンティーは200円、量も多くはないけれどすぐに出てくる。
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意外なのは、ポテチやカップ麺も置いてあること。飲食店とこういったものは相入れないと思っていたけれど、訪れるお客さん達も学生さんが多いようで、安いものに需要もあるのかもしれない。
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入り口側の席は良く見る余裕がなかったけれど、この奥の席はソファではなくパラソルもなく、視界も遮られ、個室感があって、次回はあちらへと思います。
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ストーンズに目がいってしまうけど、レザボアドッグス、ひまわり…と渾然一体。
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昭和のまま時間が止まった喫茶…というイメージで訪れたのだけど、実際に感じたのは“文化系大学生の部室”感。
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ロリータ、ドラッグストアカウボーイ。
ソファに座る、スタッフの方の目が届いているのかも分からない、音楽がドンピシャでもない。
いつのまにか、ほっておかれて落ち着くあの感覚を久しぶりに味わっていることに気付いた。
20代の頃、町田の今はなきマーカーズカフェでこんな風に過ごしていた…。
お店のひとと話すことも魅力だけれど、ひとりになる楽しみもある。ひとりになるならチェーン店でもと思うかもしれないけれど、あの機械的な感覚がニガテな僕はまたアンジーに来てしまいそう。
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「相模大野 アンジー」で検索するともっと綺麗な明るい写真をアップされている方もいらっしゃるのぜひ探してみてほしい。
集中した時間を過ごしたいなら、読書には向かないかもしれないけれど、例えば考えをまとめたいとか、スマホに文章を書き出す時には最適かもしれない。(奥の席が読書にも向いている可能性もあるので確認しなければ)
 
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喫煙可、分煙なし、空気清浄機があり、店内がモクモクという印象はないけれど、外に出ると服にニオイが残ることに気付く。
それを超えてアンジーで過ごすことに魅力を感じるひとも多いと思う。
新しい穴倉、発見!